では、早速メンズ靴下の選び方のポイントについて解説したいと思います。
ポイントは2つあります。この2つを確実に押さえれば、まず靴下選びには失敗しません。
- スタイルにあったソックスの形を選ぶ
- 価格・品質・デザイン性でブランドを選ぶ
順番に説明していきますね。
1. スタイルにあったソックスの形を選ぶ
これは基本中の基本です。
でも、案外この基本が守られていない場合があるんです。
メンズの場合、ソックスの形は以下4つを押さえておくことが肝要です。
- フットカバー
足先に引っ掛けて履くタイプのもので、足の甲部分が露出するもの。
ローファーなどを履いた時に素足で履いているように見える。
ジャケパンスタイルでフットカバーを合わせると軽快でスポーティな印象になる。
- アンクレット(アンクルソックス)
丈がくるぶしまでの短いタイプのもの。
スニーカーなどにあわせて履くと、くるぶしの箇所だけちらっとソックスが見える。
カジュアルスタイルに用いられる。
- ソックス
脛のあたりにゴム口がくる長さのもの。メンズソックスの多くがこの長さ。
スーツスタイルからカジュアルスタイルまで幅広く用いられる。
- ロングホーズ
ふくろはぎを完全に覆う長さのもの。
脚を組んだ時にパンツの裾がめくれ上がっても素肌が露出せず、伝統的なスーツスタイルによく用いられる。
服装のスタイルと靴下の種類は気をつけて合わせたいもの。これが合ってないと全体的にちぐはぐな印象になってしまいます。
例えば、スーツスタイルなのにくるぶし丈の靴下を合わせてしまっているのをたまに見かけることはないでしょうか?
スーツの裾からくるぶしが露出してしまっており、これは絶対NG!
スーツスタイルでは、”手首から下”と”首から上”以外の肌は露出してはいけない!と言われています。
2. ”価格”・”品質”・”デザイン性”のバランスでブランドを選ぶ
ブランド選びで重要なのが、”価格”・”品質”・”デザイン性”の3つです。
特に頭に叩き込んでおきたいのが、品質とデザイン性は価格とトレードオフ!であるということ。
- 品質と価格
安い靴下を履いた時、つま先にゴロツキがあるなーと感じたことはないでしょうか。また、お風呂に入った時、さっきまで履いてた靴下の繊維がやたら浮いてくるなーとか。こういうのは、靴下のつま先部分を機械で雑に縫製してしまうことによって発生するものです。
一方、高価格帯のソックスは、つま先を熟練の職人がハンドリンキングと呼ばれる手作業の縫製を行っていたりします。人件費は高くなりますが、その分大量生産では実現できない履き心地が実現できます。
- デザイン性と価格
デザイン性の高いソックスブランドは、独創的な柄やキレイな色づかいが特徴といえます。
でも、こうしたブランドもやはり価格は高くなる傾向にあります。
なぜなら、独創的な柄や色を実現するには多くの種類の糸を使用することになり、どうしても原価が上がってしまいます。
また、ブランドのライセンス料やデザイナーに支払われる金額も価格に上乗せされることになります。
ブランドを選ぶ際は、価格と品質とデザイン性を天秤にかけて選ぶ必要があるということがおわかりいただけたでしょうか。
ぜひいろいろなブランドを見てみてくださいね!